プロレスの豆知識・ネタをご紹介(nWo 武藤敬二 I am Boss)

本日はプロレスの豆知識・ネタをご紹介します。
今回のテーマはnWo 武藤敬二 I am Bossです。

 

FINAL DOME1999. 1999年10月11日のIWGPヘビー級選手権をお届けします。

 

1999年といえば、G1クライマックス中西学選手が優勝した年でした。まさにアルゼンチンバックブリーカーがブームになった年でした。ちなみにその前の年のブーム技はドラゴンスクリューでしたね。

ちなみに1999年のG1は2ブロック制で実施されてAブロックは武藤選手、Bブロックは中西選手でした。ちなみにAブロックは決勝進出の試合もあり、武藤選手が永田選手を破って決勝進出をしております。

 

中西選手が優勝したことにより、次回のドーム大会の挑戦者が決まり、こちらの大会で実施されてました。ちなみに、8月に神宮大会もありましたが、IWGP選手権はありませんでした。ムタ対ニタがありました。※こちらはいずれ紹介したいと思います。

 

毎度おなじみですが、本日ご紹介したいポイントは二つあります。

えっ?ここ?みたいなポイントですが。。

 

一つ目は武藤選手のファイトスタイルです。武藤選手は華麗な技を巧みにつかう選手ですが、一方でグラウンドの天才でもあります。試合序盤はグラウンドでキーロックなどを決めてじわじわとスタミナを奪っていきます。中盤から徐々にドロップキックやミサイルキック、低空ドロップキック、ドラゴンスクリューを使い最後は四の字、ムーンサルト(月面水爆)を使って試合を決めます。今でこそシャイニングウィザード(閃光魔術)を使いますが、グラウンドのテクニックは天下一品です。

 

二点目ですが、フィニッシュです。アルゼンチンを返しての腕十字でフィニッシュです。しかしながら、意外に普通と思うからもいると思いますが、腕十字に行く直前です。ずばり「手首ねじり」です。

普通ですとビクトル式のような動きで腕十字にもっていくか、かにバサミ、スリーパーで返しますが、返し方が手首をひねって、グラウンド状態でも手首をひねって腕十字という、なかなか気づかないポイントです。別の機会にご紹介しよう思っていますが、普通に技を決めているが、実はポイントがあるといったシーンはいくつかあります。

 

プロレス技って簡単に真似を出来るように見えて実は要所要所にポイントがある。こんな視点でみるのもプロレスを楽しむポイントかと思います。

 

この大会の結果をご紹介します。

 

30分1本勝負
○天山(10分13秒・片エビ固め)X後藤
 ※ダイビングヘッド・バッドより
無制限1本勝負
○藤田(2分35秒・スタンディングアキレス腱固め)XS・マッコリー

IWGPジュニアタッグ選手権・60分1本勝負
高岩&○大谷(18分32秒・エビ固め)田中(バトラーツ)&X金本
 ※スパイラルボムから、王者・高岩&大谷組がタイトル防衛

IWGPジュニアヘビー級選手権・60分1本勝負
ライガー(16分8秒・体固め)Xカシン
 ※雪崩式垂直落下ブレーンバスターより、挑戦者・ライガーがタイトル奪取

45分1本勝負
越中&藤波(9分31秒・エビ固め)X飯塚&木戸
 ※パワーボムから

無制限1本勝負
○キモ(3分54秒・裸絞め)X永田

45分1本勝負
フライ&○蝶野(17分1秒・STF) X小島&ノートン

60分1本勝負
○天龍(14分49秒・片エビ固め)X佐々木
 ※天龍の掟破り?ノーザンライトボムから

IWGPヘビー級選手権・60分1本勝負
○武藤(20分0秒・腕ひしぎ逆十字固め)X中西
 ※アルゼンチンにくる中西をかわして、王者・武藤がタイトル防衛

NWA世界ヘビー級選手権・60分1本勝負
○小川(13分10秒・TKO)X橋本

 

www.youtube.com