プロレスの豆知識・ネタをご紹介(新日本プロレス アントニオ猪木 vs ビックバンベイダー 1996年1月4日in東京ドーム)

本日はプロレスの豆知識・ネタをご紹介します。
今回のテーマは「新日本プロレス アントニオ猪木 vs ビックバンベイダー 1996年1月4日in東京ドーム」です。

 

ベイダー選手といえば、2018年6月に死去致しましたが、日本での活躍インパクトはかなりの選手でした。本名はレオン・アレン・ホワイト(Leon Allen White)という選手です。

私の大好きなプロレスの選手でマサ齋藤さんがいらっしゃいますが、マサさんは解説で、ベイダーといわずホワイトと読んでしまうことがありました。別の機会でもご紹介いたしますが、マサさんの解説はレスリング目線の解説もあり、一方でコミカルな発言もされる選手でした。当時は解説を楽しみにプロレスをみていたということもありました。

 

ちなみにベイダー選手はIWGP三冠ヘビー級、GHCヘビーの三冠をはじめて獲得した選手でもあり、なんといってもTPG(たけしプロレス軍団)で来日した選手としても有名です。

ベイダー選手が入場でかぶっているマスクは数百万円ともいわれています。凄いですよよね。。。

 

話がそれ始めましたが、本題です。

本日の試合は結果としては、猪木選手の腕十字固めでベイダー選手からギブアップと終わりましたが、この試合の見所は2ポイントあると思います。

 

ポイントの一つ目は猪木選手の体の柔らかさです。

試合途中にベイダー選手が猪木選手へ高角度の投げっぱなしのジャーマンスープレックスを仕掛けます。これにより猪木選手は半失神状態になってしまいます。

しかしながら、普通の選手ですとこのジャーマンをくらってしまうと半失神ではなく、失神をしてしまうと思います。猪木選手は練習の鬼でしたので、体が鋼のような硬さと柔軟性を持っています。この受身ができるのはあとは三沢選手、武藤選手くらいではと思っています。

 

ポイントの二つ目は猪木スタイルのプロレスであったことです。

どんなことかというと、猪木選手の決め技といえば卍固めコブラツイストです。

晩年はチョークリーパー→体固めでしたが、この試合ではボディスラム、ダイビングニー、腕十字と猪木選手が全盛期につかっていた技を存分にだしています。ファイナルカウントダウンということもあったのでしょうか?ファイナルカウントダウンでは多くの選手と対戦しました。体の衰えもあり、短期決戦でチョークスリーパー→体固めが多かったですが、この試合では往年のファンにはささるポイントがあったのではないでしょうか?

 

えっ?そこがポイントと思う方もいらっしゃると思いますが、ぶんじろう的には上記の2つが刺さりました。

 

おまけは、花道に猪木選手にベイダーが「がんばって」とパンチしていたのもポイントかもしれませんが。

 

こちらの大会全体の結果です。

ほかにもこの大会は多くの勝負とドラマがあります。

IWGP選手権や越中選手と蝶野選手、橋本選手と山崎一夫選手と試合と様々あります。

こちらはまたの機会にご紹介します。

 

 

1996年 1月 4日(木) 東京ドーム(新日本プロレス

1

  石沢常光
  大谷晋二郎
永田裕志
10分15秒
腕ひしぎ逆十字固め

2

× 小島聡
9分24秒
ダイビングヘッドバットから
片エビ固め

3

IWGPジュニアヘビー級選手権試合

  (王者)
× 金本浩二
18分59秒
スターダスト・プレスから
体固め
(挑戦者)  
獣神サンダー・ライガー

4

越中詩郎
9分45秒
スモールパッケージホールド

5

冬木弘道
6分24秒
ラリアットから
片エビ固め

6

馳 浩 引退試合

× 馳 浩
16分36秒
ノーザンライトボムから
体固め

7

アントニオ猪木
14分16秒
腕ひしぎ逆十字固め
ビッグバン・ベイダー ×

8

長州 力
5分46秒
サソリ固め
垣原賢人 ×

9

橋本真也
9分18秒
垂直落下式DDTから
体固め

10

IWGPヘビー級選手権試合
  (王者)
× 武藤敬司
17分57秒
腕ひしぎ逆十字固め
(挑戦者)  
高田延彦

 

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